山梨県

Yamanashi

山梨県は日本最大のフルーツ産地のひとつ。ぶどうともも双方の生産量が全国トップで、シャインマスカットや白桃など高品質なブランド果物を多数生産する。富士山麓の観光とともに果物狩りも人気

桃 全国1位 すもも 全国1位 ぶどう 全国1位

有名な農産物

シャインマスカット

甲州市勝沼地区を中心に栽培されるシャインマスカットは、皮ごと食べられる香りと甘みが特徴の人気生食用品種。山梨のぶどう生産量は41,700トン(2023年)で全国1位を誇り、その中でシャインマスカットは贈答需要も高い主力品種として存在感を放つ。

甲州種(ぶどう)

甲州種は山梨県固有の白ぶどう品種で、甲州市勝沼地区を中心に古くから栽培されてきた。ワイン醸造に広く使われ、地域のテロワールを反映したすっきりとした辛口白ワインの原料として国内外で評価が高い。日照時間の長さと水はけの良い土壌が品質を支える。

白鳳(もも)

白鳳は笛吹市・山梨市・南アルプス市を中心に栽培される山梨の代表的なもも品種。山梨県のもも生産量は33,400トン(2023年)で全国1位を誇り、白鳳はその基幹品種として長く産地を支えてきた。盆地特有の昼夜の寒暖差が果肉を緻密にし、豊かな甘みと果汁を育む。

日川白鳳(もも)

日川白鳳は山梨県で生まれた早生のもも品種で、白鳳より収穫が早く7月上〜中旬に出荷が始まる。笛吹市・山梨市周辺が主産地で、緻密な果肉と高い糖度が特徴。昼夜の寒暖差が大きい甲府盆地の気候が、早生ながら高品質なももを安定的に生産する土台となっている。

甲州ワイン

国内有数のワイン産地であり、特に甲州市勝沼地区周辺には多くのワイナリーが集積しています。県内で栽培された甲州種などのぶどうを使用し、地域のテロワールを反映したワイン造りが行われています。生食用ぶどうの生産だけでなく、加工による付加価値向上を図る重要な産業となっています。

山梨県のブランド品種

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山梨県の気候と農業

山梨県は本州の中央部に位置し、周囲を2000メートル級の山々に囲まれた典型的な内陸県です。県土の約8割を森林が占め、その中央部には広大な甲府盆地が広がっています。農業の中心となるのはこの甲府盆地とその周辺地域で、笛吹川や釜無川、さらにそれらが合流して形成される富士川流域の扇状地帯に沿って優良な農地が展開しています。山梨県の農業を支える最大の特徴は、内陸性気候がもたらす盆地特有の気象条件にあります。年間を通して降水量が少なく、全国有数の長い日照時間に恵まれていることに加え、昼夜の寒暖差が非常に大きいという特性を持ちます。この気象条件は、果実の糖度を効果的に高め、鮮やかな色づきを促す上で極めて有利に働きます。特に甲府市をはじめ、笛吹市、山梨市、甲州市、南アルプス市などの盆地周辺に広がる傾斜地や水はけの良い土壌は、果樹の生育に最適な環境です。この地形的優位性を活かした果樹栽培が発達しており、現在でも農地面積に占める果樹園の割合が極めて高く、果樹作に特化した独自の農業構造を確立しています。

出典:農林水産省 令和5年作物統計、気象庁

山梨県の農業の特徴

山梨県の農業における構造的な特徴は、米や野菜などの土地利用型農業ではなく、果樹栽培に極めて特化している点にあります。これは甲府盆地という特異な地形がもたらす、降水量の少なさ、日照時間の長さ、そして昼夜の大きな寒暖差という「テロワール(生育環境)」を最大限に活かした結果です。ぶどう、もも、すもも(5,690トン、2023年)がいずれも生産量全国1位を誇り、さくらんぼも897トンで全国3位につけるなど、複数の果樹品目で国内トップクラスのシェアを維持している県は他に類を見ません。春のさくらんぼに始まり、夏のももやすもも、そして秋のぶどうへと、季節ごとに主力となる果物がリレーのように収穫される体制が整っています。さらに、ぶどう栽培は単なる青果物出荷にとどまらず、甲州ワインを中心としたワイン醸造産業と深く結びついています。一級品の果物を生食用として提供するだけでなく、歴史ある産業と連携することで、地域全体で高い付加価値を生み出す強固な果樹農業モデルを築き上げているのが最大の強みです。

生産食材ランキング

主要食材の生産推移

上位5食材の生産量推移(2018-2023)

すもも
ぶどう
さくらんぼ

出典: 農林水産省 作物統計調査・林野庁 特用林産物生産統計調査(2018-2023年)

甲府市の消費傾向

旬カレンダー

食材 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
すもも
ぶどう
さくらんぼ
スイートコーン
やまのいも
キウイフルーツ
なす
りんご
ズッキーニ
さやいんげん
ゴーヤ
パプリカ

※旬の時期は主に国産露地栽培の出回り時期を基準にしています

よくある質問

山梨県で生産量が多い果物は何ですか?

2023年のデータによると、ぶどう(41,700トン)、もも(33,400トン)、すもも(5,690トン)の生産量がそれぞれ全国1位となっています。甲府盆地の気候を活かした果樹栽培が盛んです。

なぜ山梨県は果物の栽培に適しているのですか?

甲府盆地特有の内陸性気候が大きな要因です。日照時間が長く、降水量が少ないことに加え、昼夜の寒暖差が大きいことで、果実の糖度が高まりやすく、色づきも良くなるという栽培上の大きな利点があります。

山梨県のワイン産業の特徴を教えてください。

甲州市勝沼地区を中心に発展しており、県内で栽培された「甲州種」などのぶどうを用いた甲州ワインの生産が盛んです。全国1位のぶどう生産量を背景に、地域固有の気候風土を反映したワイン造りが行われています。

出典:農林水産省 令和5年作物統計/文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」/気象庁 過去の気象データ。生産量データは2023年の値を使用しています。

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