岡山県

Okayama

岡山県は「晴れの国」と呼ばれるほど日照時間が長く、この気候を活かしたマスカット・ピオーネなどのぶどうや白桃の栽培が盛ん。瀬戸内の温暖な気候が高品質な果物を育む

有名な農産物

清水白桃

岡山市中区や岡山市北区を中心に栽培される白桃のブランド品種で、果皮・果肉ともに白く、糖度が高く果汁豊富なのが特徴です。岡山県の桃収穫量は2023年産で約5,610トンで全国6位。清水白桃は出荷時期が7月下旬〜8月上旬に限られ、贈答需要が高い高単価品種として産地の中核を担っています。岡山市北区一宮周辺の農家が品質管理組合を組織し、独自の選果基準でブランドを守っています。

ピオーネ

黒系ぶどうのピオーネは岡山が普及させた品種で、岡山市・倉敷市・赤磐市周辺が主産地。大粒で糖度が高く、タネなし栽培が主流。岡山県のぶどう収穫量は約15,300トン(2023年)で全国3位を誇り、ピオーネはその産地を長年支えてきた基幹品種。瀬戸内気候の豊富な日照がぶどうの着色と糖度形成に適している。

シャインマスカット

近年、岡山県ではシャインマスカットへの転換が進んでいる。甘みが強くタネなし・皮ごと食べられる特性から贈答市場向けの高品質品として評価が高く、年間日照時間が多い瀬戸内気候がぶどうの着色と糖度形成に適している。岡山市・赤磐市周辺の産地でピオーネと並ぶ主力品種に成長しつつある。

マスカット・オブ・アレキサンドリア

岡山県が産地として確立した高級白ぶどうで、独特のムスク香が特徴です。栽培には加温ハウスが必要で管理が難しいため生産量は限られますが、岡山産の高級贈答ぶどうとして百貨店流通などで高い評価を受けています。岡山での栽培の歴史は明治時代にさかのぼり、県内の農業試験場が栽培技術の改良を重ねてきた伝統品種です。

岡山県のブランド品種

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岡山県の気候と農業

岡山県は中国山地と瀬戸内海に挟まれた地形で、県土の約7割を山地が占めます。年平均気温は約16℃、年降水量は約1,100mmと全国でも雨が少ない地域のひとつで、晴れの日が多いことで知られています。降水量1mm未満の日数は年間約277日で全国1位(気象庁平年値1991-2020)と、農産物の糖度を高める日照条件に恵まれています。旭川・高梁川・吉井川の3大河川が形成した沖積平野では、岡山市・倉敷市・総社市を中心に水稲・果樹・野菜の複合農業が展開されています。瀬戸内海に面した南部の干拓地は農業利用が進んでおり、温暖な気候を活かした施設園芸も盛んです。北部の津山盆地では寒暖差を活かした高品質な農産物が生産され、山間地と平野部で異なる品目構成を持つ多彩な産地構造が岡山農業の特徴となっています。果樹産地としての評価が高く、とりわけ白桃・ぶどうは全国的なブランド産地として知られています。

出典:農林水産省 令和5年作物統計、気象庁

岡山県の農業の特徴

岡山県の果樹農業は「白桃とぶどうの二本柱」という構造で成立しており、この2品目が県内農業産出額の果樹部門を大きく牽引しています。特筆すべきは、単に生産量が多いのではなく、贈答・高単価品目として全国市場に定着している点です。清水白桃・ピオーネ・シャインマスカット・マスカット・オブ・アレキサンドリアはいずれも500円〜数千円/箱の高単価帯で流通し、産地ブランドの価格維持力が高い。これは瀬戸内の安定した日照と農家の品質管理体制、そして長年にわたる産地ブランドの蓄積によるものです。野菜では瀬戸内産さわらや玉島の牡蠣も知られており、農産物・水産物両面での産地力を持つ点が岡山の産業構造の特色です。

生産食材ランキング

#
食材名
生産量 (t)
構成比
3
ぶどう Grape
15,300
10.1%
3
かき Oyster
11,557
7.8%
6
Peach
5,610
5.7%
6
パプリカ Bell Pepper
506
6.9%
7
れんこん Lotus Root
1,150
2.3%
9
鶏肉 Chicken
16,762
2.3%
11
しょうが Ginger
193
0.5%
13
玉ねぎ Onion
6,120
0.5%
13
メロン Melon
133
0.1%
13
Chestnut
261
2.1%

出典: 農林水産省 作物統計調査・農林水産省 海面漁業生産統計調査・林野庁 特用林産物生産統計調査(2023年)

主要食材の生産推移

上位5食材の生産量推移(2018-2023)

ぶどう
かき
パプリカ
れんこん

出典: 農林水産省 作物統計調査・農林水産省 海面漁業生産統計調査・林野庁 特用林産物生産統計調査(2018-2023年)

岡山市の消費傾向

旬カレンダー

よくある質問

岡山県の桃の生産量は全国何位?

2023年産の桃収穫量は約5,610トンで全国6位です(1位山梨・2位福島)。岡山は数量よりも清水白桃をはじめとするブランド白桃産地として、特に贈答向け高品質品の産地として全国的な知名度を持っています。

岡山のぶどうで有名な品種は?

ピオーネとシャインマスカットが現在の主力品種です。かつてはマスカット・オブ・アレキサンドリアが岡山の象徴的なぶどうでしたが、現在は栽培面積が縮小しています。2023年産の岡山県ぶどう収穫量は約15,300トンで全国3位です(1位山梨・2位長野)。

岡山の白桃の旬はいつ?

白桃全般は7月〜8月が旬で、最高級品とされる清水白桃は7月下旬〜8月上旬の短期間に出荷されます。この時期を外すと入手が難しいため、贈答目的での事前予約購入が一般的です。

出典:農林水産省 令和5年作物統計/文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」/気象庁 過去の気象データ。生産量データは2023年の値を使用しています。

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