和歌山県

Wakayama

和歌山県は日本を代表する柑橘・梅の産地。温暖な気候と山地の傾斜地を活かした段々畑でのみかん・梅栽培が盛ん。南高梅を使った梅干しは全国的なブランド品で、みかんは甘みと酸みのバランスが良いと高評価

グリーンピース 全国1位 みかん 全国1位 柿 全国1位 梅 全国1位

有名な農産物

有田みかん

和歌山県有田地域(有田市・有田郡)を中心に栽培される温州みかんのブランドです。和歌山県のみかん生産量は全国1位水準で、有田の急傾斜段々畑と黒潮の温和な海洋性気候が高糖度のみかんを育てます。有田みかんは早生・中生・晩生と品種が多く、10月〜翌年1月にかけて順次出荷されます。有田市では「有田みかん」としてブランド管理が行われ、贈答用の高品質品から市場流通品まで幅広い規格で出荷されています。

南高梅

和歌山県の梅生産量は全国1位で、その中心品種が「南高梅(なんこううめ)」です。田辺市みなべ町周辺が最大の産地で、果肉が厚く種が小さく、梅干し・梅酒・梅シロップに最適な特性を持ちます。みなべ・田辺地域の梅システムはユネスコの世界農業遺産(GIAHS)にも認定されており、梅林と備長炭の生産が一体となった里山の農林複合システムが評価されています。梅の収穫期は6月上旬〜下旬で、全国の梅加工品のベースとなる原料梅の大部分を担っています。

あらかわの桃・紀州じゃばら

和歌山県橋本市・伊都郡では「あらかわの桃」として知られる白桃が栽培されており、紀ノ川上流の昼夜温度差と水はけの良い扇状地土壌が甘みの強い桃を育てます。紀州じゃばらは北山村原産の柑橘で、独特の香りと苦みを持ちジュース・ポン酢・調味料に加工されます。「北山村だけで自生していた」という希少性と地域固有性から注目を集め、北山村が商標管理を行う地域ブランドとして機能しています。

和歌山県のブランド品種

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和歌山県の気候と農業

和歌山県は紀伊半島の南西部に位置し、黒潮(日本海流)の影響を受ける温暖な気候が農業の基盤となっています。年平均気温は沿岸部で17〜18℃、年降水量は北部の和歌山市で約1,400mm、南部の潮岬周辺では約2,650mmと南北で大きく異なる本州太平洋側の中でも特に温暖・多雨な地域です。紀ノ川流域(橋本・伊都地域)は果樹栽培に適した日照量と水はけの良い扇状地土壌が広がり、みかん・梅・桃・柿が集中的に生産されています。有田地域(有田市・有田郡)はみかん栽培の中心地で、南向きの急斜面に段々畑が広がり、海からの照り返しと急傾斜による日照時間がみかんの糖度向上に寄与しています。南部の田辺・西牟婁地域は梅の産地で、南高梅の栽培農家が集中しています。山間部の高野山周辺は標高が高く夏でも冷涼で、山菜・きのこ類の産地となっています。果樹栽培が県農業の中心で、果実産出額は全国上位に位置します。

出典:農林水産省 令和5年作物統計、気象庁

和歌山県の農業の特徴

和歌山県の農業は「果樹専業型」の産地構造が際立っています。みかん・梅・柿・桃・柑橘類と、果実に特化した農業産出額の割合が全国的にも高水準で、野菜より果樹の産地としての地位が明確です。特に南高梅はみなべ・田辺地域の梅システムがGIAHS(世界農業遺産)認定を受けており、農業生産だけでなく農村景観・備長炭生産・生物多様性まで含む複合的なシステムとして国際的に評価されています。有田みかんは収穫期が早生〜晩生まで幅広く、産地がほぼ通年でみかんを供給できる体制を持つ点も構造的な強みです。黒潮の影響による温暖な沿岸気候と、急傾斜の段々畑という地形が、平地では再現できない品質の果実を生み出す仕組みになっています。

生産食材ランキング

#
食材名
生産量 (t)
構成比
1
グリーンピース Green Peas
1,850
48.9%
1
みかん Mandarin Orange
143,900
21.3%
1
Persimmon
37,900
22.2%
1
Ume
61,000
70.8%
3
すもも Japanese Plum
2,080
14.3%
3
キウイフルーツ Kiwi Fruit
3,290
16.9%
5
Peach
7,240
7.4%
6
さやえんどう Snow Peas
598
4.1%
6
たい Sea Bream
2,195
2.4%
8
びわ Loquat
61
3.3%

出典: 農林水産省 作物統計調査・農林水産省 海面漁業生産統計調査・林野庁 特用林産物生産統計調査(2023年)

主要食材の生産推移

上位5食材の生産量推移(2018-2023)

グリーンピース
みかん
すもも

出典: 農林水産省 作物統計調査・農林水産省 海面漁業生産統計調査・林野庁 特用林産物生産統計調査(2018-2023年)

和歌山市の消費傾向

旬カレンダー

よくある質問

和歌山県で有名な農産物は何ですか?

有田みかん(みかん生産量全国1位水準)と南高梅(梅生産量全国1位)が代表的です。そのほか、あらかわの桃・紀州じゃばら・和歌山の柿(平核無)などが知られています。果実に特化した産地構造が和歌山農業の特徴です。

南高梅はなぜ和歌山が産地なのですか?

黒潮の影響による気候(年平均気温17℃前後)と、田辺・みなべ地域の日照条件が梅栽培に適しているためです。「南高」の品種名はみなべ町の南部高校(現・南部高校)の農業実習で選抜・育成されたことに由来します。梅林と備長炭の生産が共存するこの地域の農林複合システムはGIAHS(世界農業遺産)に認定されています。

有田みかんの旬はいつですか?

品種によって異なります。早生温州は10月下旬〜11月、中生温州は11月〜12月、晩生品種は12月〜翌1月が旬です。有田地域では品種の組み合わせによって約3か月間にわたって旬の産地品が出回ります。

出典:農林水産省 令和5年作物統計/文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」/気象庁 過去の気象データ。生産量データは2023年の値を使用しています。

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