宮崎県
有名な農産物
宮崎マンゴー(太陽のタマゴ)
宮崎県は国内マンゴー産出額で全国上位を占める主産地で、県のオリジナルブランド「太陽のタマゴ」は糖度15度以上・重量350g以上の最高ランク品に冠される称号です。完熟して自然落下したものをネットで受け止める栽培方法が特徴的で、完熟特有の深い甘みと豊かな香りが評価されています。百貨店の贈答需要を中心に高値で流通し、宮崎を代表する高級農産物として定着しています。
宮崎きゅうり
宮崎県のきゅうり生産量は約61,700トンで全国1位です。冬でも温暖な気候を活かした施設栽培が主体で、10月〜翌6月の長い出荷期間が特徴です。延岡市・宮崎市・日南市が主な産地で、全国の量販店に周年安定供給されています。皮の薄さと歯切れのよさが品質面での特徴として知られています。
宮崎牛
宮崎県産の黒毛和牛を「宮崎牛」と称し、全国和牛能力共進会(全共)で最高賞を複数回受賞した実績を持つブランド牛です。都城市・小林市周辺の畜産地帯を中心に県内各地で肥育されており、霜降りの均一な入り方と肉質の柔らかさが評価されています。百貨店や専門店での取り扱いが多く、九州を代表するブランド和牛のひとつです。
宮崎県のブランド品種
米の品種
ヒノヒカリ
宮崎県総合農業試験場が育成し1989年に品種登録された九州・西日本の代表品種。コシヒカリの血統を引き、温暖地での安定栽培に適する。全国作付面積3位(約8%)を誇り、熊本・大分・福岡・宮崎・佐賀など九州各県で幅広く栽培される。名前は「太陽の光に輝く米」を意味する。
マンゴーの品種
太陽のタマゴ
JA宮崎経済連(宮崎県経済農業協同組合連合会)が商標を保有する宮崎県産最高級完熟マンゴーブランド。品種はアーウィン種(アップルマンゴー)で、糖度15度以上・重量350g以上・着色基準(赤秀は果面の3分の2以上が赤)を満たし、ネット栽培で自然落下した完熟果のみに冠される称号。初競りで2玉箱が70万円超の落札値を記録するなど、日本を代表する超高級ブランド果実。
宮崎県の気候と農業
宮崎県は九州南東部に位置し、日向灘(太平洋)に面した長い海岸線と脊梁山地に挟まれた地形が特徴です。年平均気温は約17〜18℃、宮崎市の年間日照時間は約2,200時間と全国有数の日照量を誇ります。黒潮の影響で冬も温暖で霜が少なく、きゅうり・ピーマン・ほうれん草などの冬春野菜の施設栽培が発達してきました。延岡市・日向市周辺の沿岸平野部では施設野菜が主力で、都城市・小林市周辺の盆地・台地では畜産と野菜の複合経営が多く見られます。宮崎平野南部の日南市・串間市周辺はピーマン栽培の一大産地です。高千穂町など山間地域では寒暖差を活かした夏秋野菜や宮崎牛の肥育が行われています。きゅうりの生産量は全国1位(約61,700トン)、ピーマンも全国上位の主要産地で、宮崎マンゴー(「太陽のタマゴ」)は高糖度の高級果実として全国的に知られています。日向夏は宮崎原産とされる柑橘で、爽やかな酸味と白いアルベドを果肉として食べる独特の食べ方が特徴です。
出典:農林水産省 令和5年作物統計、気象庁
宮崎県の農業の特徴
宮崎県の農業の最大の特徴は「年間を通じた日照量の多さと温和な気候を最大限に活かした施設園芸」です。きゅうりの生産量全国1位はその象徴で、冬に出荷できる野菜として全国市場に不可欠な存在になっています。高級マンゴーブランド「太陽のタマゴ」は農産物のプレミアム化戦略の成功例として注目されており、量よりも単価を追求する方向性が県の農業ブランド戦略に反映されています。日向夏という宮崎原産の柑橘を持ち、宮崎牛が全国和牛共進会で繰り返し高評価を受けるなど、野菜・果実・畜産の各分野でブランド力を持つ品目が揃っている点が際立ちます。
生産食材ランキング
出典: 農林水産省 作物統計調査・農林水産省 海面漁業生産統計調査・林野庁 特用林産物生産統計調査(2023年)
主要食材の生産推移
上位5食材の生産量推移(2018-2023)
出典: 農林水産省 作物統計調査・農林水産省 海面漁業生産統計調査・林野庁 特用林産物生産統計調査(2018-2023年)
宮崎市の消費傾向
出典: 総務省 家計調査(2024年・二人以上の世帯・宮崎市)
旬カレンダー
よくある質問
宮崎県で生産量全国1位の野菜は?
きゅうりの生産量が約61,700トンで全国1位です。冬でも温和な気候を活かした施設栽培が主体で、10月〜翌6月の長い出荷期間が特徴です。農林水産省の令和5年産作物統計に基づく数値です。
宮崎マンゴー「太陽のタマゴ」とはどんなマンゴー?
糖度15度以上・重量350g以上の基準を満たした最高ランクのみに冠される宮崎県のオリジナルブランドです。完熟して自然落下したものをネットで受け止める栽培方法が特徴で、深い甘みと芳醇な香りを持ちます。百貨店の贈答需要を中心に高値で流通しています。
宮崎牛が有名な理由は?
全国和牛能力共進会(全共)で最高賞を複数回受賞した実績が、ブランド評価の根拠になっています。都城市・小林市周辺の畜産地帯が主産地で、霜降りの均一さと肉質の柔らかさが特徴です。九州を代表するブランド和牛として百貨店・専門店での取り扱いが多い牛肉です。
出典:農林水産省 令和5年作物統計/文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」/気象庁 過去の気象データ。生産量データは2023年の値を使用しています。