味わい・食感
品種によって粘り・甘み・粒の大きさが異なる。コシヒカリは強い粘りと甘み、あきたこまちは淡白で粒立ちが良い。新米は香りと甘みが強く、古米は炊きやすくチャーハンや寿司飯向き。
旬
米の品種
あきたこまち
秋田県を代表する米品種で、コシヒカリの系統を引きながら粒立ちと淡白な食味を備える。粘りはコシヒカリより少なめで、おにぎり・お弁当・寿司に向く。秋田・岩手・茨城・栃木で広く栽培される。
ヒノヒカリ
宮崎県総合農業試験場が育成し1989年に品種登録された九州・西日本の代表品種。コシヒカリの血統を引き、温暖地での安定栽培に適する。全国作付面積3位(約8%)を誇り、熊本・大分・福岡・宮崎・佐賀など九州各県で幅広く栽培される。名前は「太陽の光に輝く米」を意味する。
ひとめぼれ
宮城県古川農業試験場が育成し1992年に品種登録された東北の代表品種。コシヒカリの子孫ながら冷害耐性が高く、1993年の大冷害でも安定収量を確保したことで東北全域に急速に普及した。粘り・甘み・食味のバランスが良く、全国作付面積2位を誇る人気品種。
コシヒカリ
日本で最も生産量の多い米品種で、全国の作付面積の約3分の1を占める。新潟県を代表に福島・茨城・栃木・山形でも広く栽培され、強い粘り・甘み・つやが特徴。冷めても美味しさが落ちにくく、家庭用・寿司・おにぎりに最適。
ななつぼし
北海道立中央農業試験場が育成し2001年に品種登録された北海道の主力品種。ゆめぴりかより粘りが控えめで粒立ちが良く、すし・弁当・チャーハンなど幅広い用途に向く。北海道米の普及を牽引してきた実用性の高いブランド米で、道内作付面積の最大シェアを占める。
ササニシキ
宮城県古川農業試験場が育成し1963年に命名・奨励品種指定された東北の名品種。アミロース含有率がコシヒカリより高く粘りが控えめで、「キレのあるシャリ」として江戸前寿司職人に長く愛された。1993年の大冷害で急激に作付が縮小したが、近年は希少価値と食文化的意義が再評価されている。
つや姫
山形県が育成し2010年に品種登録した最高品質を誇るブランド米。日本穀物検定協会の食味ランキング「特A」を連続獲得し、炊きあがりのつやと甘みが群を抜く。生産者認定制度による厳格なブランド管理が品質の一貫性を支えており、コシヒカリ系譜を通じた亀の尾の血統を受け継ぐ山形の誇り。
ゆめぴりか
北海道立上川農業試験場が10年以上かけて育成した北海道の最高級ブランド米。アミロース含有率が低く、強い粘りと甘みでコシヒカリに匹敵すると評価される。北海道産米のイメージを一新し、日本穀物検定協会の食味ランキングで「特A」を連続獲得している。
選び方
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袋の精米年月日が新しいものを選ぶ。
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粒が均一でツヤと透明感があり、割れた粒や白濁した粒(未熟米)が少ないものが上質。
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単一原料米(特定品種・産地)の表示があるものは銘柄米として信頼できる。
保存方法
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高温多湿を避け、冷蔵庫の野菜室で保存するのが理想(虫害・酸化を防ぐ)。
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常温保存なら密閉容器に入れて冷暗所で1ヶ月以内に使い切る。
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精米後は約1ヶ月(夏は2週間)が美味しく食べられる目安。
栄養成分
エネルギー
342
kcal
出典: 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 / 食品番号 01083 こめ うるち米 精白米
小売価格
価格の傾向
年間平均
¥4,750/5kg
出典: 総務省 小売物価統計調査(2026年)
生産地ランキング
生産分布
生産分布マップ
地図データ: 国土数値情報(国土交通省)
消費ランキング
全国平均(1世帯あたり年間支出)
出典: 総務省 家計調査(2024年・二人以上の世帯・都道府県庁所在市別)